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ネットワークスペシャリストの勉強法

平成30年度のネットワークスペシャリスト試験を受けてきた。

手応えは何とも言えず、合格でも不合格でもおかしくない出来だったというのが正直なところだが、巷に出回っている勉強法に賛同できるところもできないところもあったので、「今試験の数か月前に戻ったらどういう手順で勉強するか」という観点でまとめてみた。

#落ちてるかもしれないくせに何を偉そうに、と言われたら返す言葉もない。

 

 

【前提】

応用情報レベルのネットワーク分野程度の知識はまず必要。

午後問題で自信を持ってネットワーク分野を選択できる程度は欲しい。

 

 

【前提が怪しい人は】

おなじみマスタリングTCP/IPを読むとよい。

 

shop.ohmsha.co.jp

本試験対策としてこの本の名前はほぼ毎回挙がるが、ある程度基礎ができている人にとっては時間ばかりかかって効率が悪いのであまり薦められない。が、基礎が怪しい人は急がば回れで諦めてこの本をしっかり一冊モノにした方がよい。

 

 

【基礎が大体大丈夫(になった)人は】

これまたおなじみ、情報処理教科書。

 

www.shoeisha.co.jp

内容そのものもだが、過去問解説も嬉しい。(自分は中古で昔のやつを500円くらいで買って済ませたので解説の恩恵はなかったが、このマイナスは相当大きかったと今では思う。)

最初に軽く一周して、その後過去問を1,2年分ほどやるとどこが重要そうなのかなんとなく分かるはずなので、そこを重視して本腰を入れてもう一周、という感じがよいか。

 

 

【午前2の対策】

午前問題は過去問の流用がそれなりにあるので、過去問をしっかりやることが重要。(試しに初見で一度解いてみると思いの外解けず、午前問題でこんなんになってて大丈夫か、と不安になるかもしれないが、心配する必要はない。ある意味初見での難易度は午後1,2より高いかもしれない。)

4,5年分くらいやって、大部分の問題がしっかり頭に入っていれば、よほどのことがない限りクリアできる。以下のサイトが役に立つ。

 

www.nw-siken.com

あまり午前ばかりに時間をかけてもいられないが、かといって手を抜くと何気に痛い目に遭うリスクが低くないので、ある程度はしっかりやっておいた方がよい。

また当日だが、ギリギリに入室することを薦める。午前2は直前の見直しの効果が他の時間区分に比べて優位に高いと思われるので、直前まで粘る価値がある。正直10分ほど遅刻して入るのがちょうどいいくらいなのだが、そこはモラルの問題で。ただ、道に迷ったりすると危ないので、敷地内までは行って適当な場所で直前の見直し、がベスト。

なお、午前1は免除しましょう。1科目増える手間もそうだし、朝の時間に余裕も生まれる。午前1免除のためだけに1回分の受験を使ってもよいレベル。

 

 

【午後問題の対策】

やっぱりおなじみのネスペシリーズ。

 

gihyo.jp

試しに1年分、できればケチらず2,3年分くらい買ってしまった方がよい。

マスタリングTCP/IPや情報処理教科書をざっと一周したら、一度これで過去問に触れるのがよい。そして解説をしっかり読んで、全部の質問に関してちゃんと理解する。できればそれを2,3年分やる。

本格的な過去問演習に入る前にこれはやっておいた方がよい。

 

午後問題は長文を読む(頭と身体の両方の)体力と、長文の中から出題者の意図を汲み取る力も重要。書かれていないことを書いてはいけないし、かといって出題者が仕込んだネタはちゃんと拾わないといけない。長い試験問題をある程度のスピードで読むという行為に慣れていない人は、まずそこから。

 

時間があるときには何年分も手を出すよりも、一度解いた問題を2,3日置いてもう一度解き直してみる方が効果は高い。2度目なら満点近く取れるだろう、と思ってやってみると案外解答できないものである。(そうは言っても3,4年分くらいはやりたいところだが。)

 

 

【結局何が言いたいんですか】

挙げているのはおなじみの書籍ばかり、わざわざ何を書いているのか、と思われるかもしれない。

自分が特に言いたかったのは、「とりあえずマスタリングTCP/IP」は相当にコスパが悪いということ。ある程度基礎ができている人はさっさと情報処理教科書に移るのがよい。資格試験のために分厚い本を2冊も3冊も読むのはバカバカしいでしょう。

だが、逆に言うと、マスタリングTCP/IPに立ち戻らないといけないくらいの前提知識の人は、この分厚い本としっかり向き合う必要があるということ。そして、その程度の学習時間は見込んでおいたほうがよいということだ。この本を一冊しっかり習得するのにはそれなりの時間がかかるので、自分の力量を早めに判断してスケジュールを立てないと手遅れになりかねない。この本を読んだからといって試験問題とはそれなりのギャップがあり、かといってこの本を読めないようでは論外である。

ちなみに自分は、だらだらとマスタリングTCP/IPを読んでいたところ、フラッと試しに過去問をやってみたら、こんなことしている場合ではないと慌てた(それが試験の2,3週間前であった)。なんだかんだで試験というものは、過去問から逆算してスケジュールを立てていくのが一番効率がよいものである。

#別にマスタリングTCP/IPをdisるつもりは毛頭ないし、むしろとても良い本だと思っている。が、試験のためにある種必須のような扱いを受けていることに疑問を抱いているだけである。どんなものにも、正しい使い道というものがある。基礎固めという使い道であれば、これほどよい本はないだろう。

 

 

 ■おまけ

 【午後1の解説】

先に書いたように自分は情報処理教科書の過去問解説を使えなかったので、以下のサイトのお世話になった。

ゼロからはじめるネットワーク自信ニキ – ねっとわーくじしんにきになりたい。

 

 

 【公式ページ】

過去問はこちらから。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題